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遡る事 2003年12月25日に納車された

NA 4500ccエンジン搭載のポルシェカイエンS ターボ仕様。

GTS カイエンの元祖となるエクステリアを

ターボルックに仕上げたNAマシンの存在。

2003年12月 当時は残価設定据え置き分割払いで購入し

5年後に再ローンという購入方法でした。



この車輛は新車にて購入当時 

標準車輛金額ベースで870万円に

色々と純正オプションが追加され

1000万円オーバーの領域へと膨れ上がりました。

オプションは約84万円ですから、

税金やら所得税の合計で1100万円相当の金額です。

信販会社さん経由で組む、

分割払いの恩恵で所持金もほとんど無い状態から

5年払いつまりは60回払いにて契約でした。


当時のターボは新車での車輌金額が1360万円でしたから

オプションやら税金やらあれやこれやで

諸経費込みで約1650万円でした。

最上級のターボSが1790万円の車輛本体価格ですから、

諸経費込みで約2000万円オーバーの領域でした。

Sは新車で購入しターボは中古で購入する事にしました。


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このノンターボのSは、

雑誌ゲンロクで定期リポートで綴る

955カイエンロングタームテスト車輛として活躍でした。

合計12回の連載で955ターボ仕様へと

毎月小さな部品を付けて行く

カスタムモディファイ内容でした。

気が付けばターボルックが完成し

もう1台ターボ955もスタンバイという面白さ、



2006年頃には燻し銀ターボ955と同じく

燻し銀NAノンターボの2台体制としての複数台所有でした。

カイエンターボの分割払いは追加でローンを組んで、

2台合計で毎月あれやこれやと30万円相当の支払いでした。

さらに車輌金額とは別にAFF流カスタムが、

これら2台の955マシンへと施されたりして行きますから、

金額は毎月30万円くらいでは済みません。

そのポルシェの作り上げたオーバークオリティーの955シリーズが、

今ではシーズン4に突入ですから信じられないくらいに射程距離に、

憧れのドイツクオリティーとしてのポルシェが近寄って来た事を意味します。




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シーズン数値としての価値基準






カイエン955シリーズも遂には12年目を迎えシーズン4へ突入です。

シーズン1とはファーストオーナーで最初の車輌金額を100%と計算です。

シーズン2は金額が3/4で75%の時代に手に入れられた人々を意味します。

そしてシーズン3は標準金額から約半分の50%領域を意味します。

シーズン4は25%ですから半額の半額を意味して25%という流れとなります。

シーズン5は25%の半分ですから12,5%で新車価格の10%〜15%程度の領域です。

955シリーズでは遂に12年〜08年を迎えましたから、

買い側オーナーにとってはまさに夢のような時代の到来を意味します。



新車からこのカイエン955シリーズを飽きずに乗り続けている心境からすれば、

現在での955カイエンの中古相場は異常な程にリーズナブルな領域なのです。

10年〜12年が経過すれば税金問題で大排気量車はどうしても敬遠されがちとなりますが、

構造変更車検で1ナンバー登録も可能となった現代では、

こんなに良い条件に当て嵌まるクルマは他には見当たりません。

距離も伸び年数も加速して行く丁度分岐点ですから、

極上中古車を真剣に手に入れるには最高の季節が到来なのです。



ポルシェは全体的に相場が大きく崩れないという黄金の方程式もありましたが、

それは需要と供給のバランスで数が少ない対象物に対して欲しい人が多ければ、

価値や金額が右上がりに上昇して行くのは経済の流れから判断すれば、

あたり前の出来事なのです。

スポーツクーペの911シリーズなんかは値上がりの兆しすらも出始めております。

ポルシェカイエン955シリーズは世界的にヒットした売れ筋クルマでもありました。

当然タマ数も多く沢山の極上車が世に溢れている現在では、

年式と距離数で相場以下の程度良きクルマも多く存在しています。


ポルシェブランドのオーバークオリティー955カイエンシリーズが、

信じられない値段で購入出来る今がチャンスかも知れません。

数年後はもっとリーズナブルになるかも知れませんが、

年式と程度のバランスで考えればシーズン4あたりが、

一番コンディションの良いマシンを探すのに適した季節なんだと思われます。

ポルシェ社製V8エンジンが搭載された初期型4500ccカイエン955が狙い目です。

カイエンS   カイエンターボ、カイエンターボS  どれが良いか?

この金額でしたらそれはもう全部良いです。夢の複数台を目指すのも面白いと思います。



Toshifumi  Kako 





燃費・性能・詳細スペック

エンジン・燃料系
エンジン型式----
最高出力340ps(250kW)/6000rpm
最大トルク42.8kg・m(420N・m)/2500~5500rpm
種類V型8気筒32バルブ
総排気量4510cc
内径×行程93.0mm×83.0mm
圧縮比----
過給機なし
燃料供給装置Bosch ME7.1.1
燃料タンク容量100リットル
使用燃料無鉛プレミアムガソリン
環境仕様
10モード/10・15モード燃費----km/リットル
足回り系
ステアリング形式パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前)ダブルウィッシュボーン
サスペンション形式(後)マルチリンク
ブレーキ形式(前)ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後)ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ(前)255/55R18 109Y
タイヤサイズ(後)255/55R18 109Y
最小回転半径5.95m
駆動系
駆動方式フルタイム4WD
トランスミッション6AT
LSD----
後退----